穴人間:鬼束ちひろインタビューより
papyrus(とても好きな雑誌)の4月号の、鬼束ちひろのロングインタビュー&特集を読んでいた。04年に体調不良を理由に突然の活動休止をし、昨年音楽シーンに復帰をした。特にファンなわけでもないけれど才能のあるアーチストとして認識していたので興味を持って読んでいた。そこには彼女の生まれながらに持つ理由なき、生きることへの辛さや大きな劣等意識やもやもや感が語られていて、自分のことを生まれつき黒い穴がある穴人間と呼んでいるが、それが彼女の作品を生み出す原動になっているともいう。劣等感を感じるのがいやで人間関係から逃げているのかもとも。
わかるなぁと思ってしまった。要するに、自意識が強いんだよね。こういうのって。わたしもあまりにも劣等感が強すぎて、自分の存在が恥ずかしすぎて、本当に往来を歩いているのだけでも恥ずかしくて恥ずかしくてほんとごめんなさいてな感覚にまいってしまうことありで、というかそのこと自体が恥ずかしいし。。。あまりにも自信がなくて、それこそ「劣等感を感じるのがいやで人間関係から逃げている」なんてアリアリでしょ。とよくわかる。しかも変わった家族ではあるけれどとても仲がいいし、その他あらゆる要素においてとても恵まれている思うのに。
理由なき不安やそれゆえなおさら抱く自分への嫌悪。孤独ともいいがたい奇妙な不安感。鬼束ちひろみたいに、若くして成功して才能あふれる人間でもそうなのなのかーと思いながらも、逆に、彼女みたいに表現者だからこそ考えすぎて抱いてしまうけれど、ふつーの人だって案外抱えてるもんだよ、とか言ってあげたくなったりもした。
そこから抜け出すために、自分を大切な存在だと思いたくて、わたしの場合がむしゃらに仕事に頑張ったりもした。もう死んでもいいからやり遂げようと仕事に対して思い過ぎ、結果自分をすり減らし、こてんとなってしまったりもした。しかもそんなことで得た自信は結局まやかしで。そんなことよりも誰かの一言や存在だけが自分を大切に思い始めるきっかけになったことにやっと気づいたりで、自己完結の中で自分に自信を持てることなんてないんだなとほんと思う。
↑もしよかったら、クリックをお願いいたします![]()
| 固定リンク | コメント (0) | トラックバック (0)

![papyrus (パピルス) 2008年 04月号 [雑誌] papyrus (パピルス) 2008年 04月号 [雑誌]](http://ecx.images-amazon.com/images/I/51idddtmw7L._SL75_.jpg)


最近のコメント